日新火災海上保険株式会社(社長:宮島 洋)は、2009年7月以降始期契約に対して適用する新しい代理店手数料体系を決定し、社内および代理店に対する説明会等の開催を開始しました。
従来の「収入保険料規模」に「貢献度等」を加味して手数料ポイントが決定されるという仕組みを抜本的に見直し、お客さまに対するサービスやサポートの提供という代理店としての業務の達成水準を会社が評価して手数料ポイントを決定する仕組みに変更するものです。
2001年3月にノンマリン代理店制度が廃止され、それまで横並びであった代理店手数料体系は、一定の条件の下に各社別の制度となってそれぞれ独自の手数料体系に移行し、その後数次に亘る改定を経て現在に至っています。
しかしながら「収入保険料規模」に「貢献度等」を加味して手数料ポイントが決定されるという基本的な構造に違いはなく、「規模」のランク付けや「貢献度」の項目とその配分に差があったに過ぎません。
現在、「募集新時代」と表現されるほど、保険募集環境は劇的に変化し、多くの会社が「お客さま重視」の姿勢を打ち出しているものの、代理店手数料体系に関していえば、「お客さま」という視点が前面に出されたものとはなっていませんでした。
当社では、このような環境変化を見据え、新時代にふさわしい手数料のあり方について、研究・検討を重ねてきた結果、この度新しい手数料体系を決定するに至りました。
代理店手数料を「規模を含めた保険会社への貢献度に対する対価」という位置付けから、お客さまに対するサービスやサポートの提供という代理店に求められている業務を前面に据え、「代理店がお客さまとの関係で果たすべき業務とその機能に対する対価」という位置付けに、抜本的に変更する。
(1)代理店の特性(専業なのか兼業なのか)や、保険販売方針に応じて様々な選択肢を用意している。
(2)手数料の構成を、代理店の業務の達成水準によって決定する「業務評価基準手数料」と、前年度の増収額と収支残額によって決定する「収益基準手数料」の2本立てとしている。
(3)「業務評価基準手数料」の算出にあたり、代理店としての実務能力や業務の達成水準を会社が評価する。
また、業界全体の「募集人の資質向上対策」を受けて、「募集人資格更新試験」に対応した「募集人資格加算」の拡大や「お客さま苦情対応体制加算」も新設しています。
本体系の実施時期は、2009年7月1日以降の契約から適用になり、今年の4月から1年間、2009年の3月末までが評価期間となります。
当社では、例年6月に実施している全国の主要代理店を対象とした「ブロックセミナー」を前倒しして4月に開催し、経営自らが全国を回って直接説明を行います。
当社では、2007年度1年間をかけて、既存の全代理店を対象に、保険販売の高品質化に向けた「販売網変革プログラム」を実施しました。その延長線上に新しい代理店手数料体系を置き、2008年度の1年間を、一連の取り組みの総仕上げ期間と位置づけて更に運動を前進させるとともに、新しい代理店手数料体系を販売網拡大にも活用していきます。