保険の内容や保険料について
マンションドクター火災保険と現在管理組合で入っている火災保険はどのような違いがありますか?
一般的なマンション管理組合向けの火災保険は、築年数によって保険料が決定します(契約時に保険代理店によるヒアリングを実施し、メンテナンス状況によって割引が適用される場合もあります。)。マンションドクター火災保険は、(一社)日本マンション管理士会連合会が実施するマンション管理適正化診断サービスの診断結果に応じて保険料を割引する点が大きく異なります。
長年きっちりとメンテナンスを行ってきた管理組合の皆さまにとっては、今までの管理組合活動が「築年数が経っていても割安な保険料で加入できる」という形で報われる可能性があります。
マンションドクター火災保険だとどのくらい保険料が安くなりますか?
給排水管のメンテナンス状況が極めて良好なマンションにおいて、50%以上保険料が安くなった事例もあります。
現在、管理会社からすすめられた保険に入っているのですが、保険を切り替えることはできますか?
はい。保険は切り替えることが可能です。火災保険は中途解約ができ、多くの場合解約返戻金が支払われます。 切り替えをご検討される場合は、補償の空白期間を作らないように加入されている火災保険の解約日と、マンションドクター火災保険の保険始期日を同日で設定ください。
築5年でまだメンテナンスをほとんどしていないのですが、保険に入れますか?
はい。ご加入いただけます。築5年の場合、まだ全面的にメンテナンスが必要となる時期ではないと考えられますので、修繕積立金の積立状況や管理組合様の活動状況などをチェックします。なお、築10年未満の場合、メンテナンス状況にかかわらず、診断点数を満点とみなして保険料を算出します。
築20年以上のマンションで修繕工事などのメンテナンスをしてこなかったのですが、「マンションドクター火災保険」に加入することはできますか?また保険料は割引になりますか?
はい、ご加入いただけます。「マンション管理適正化診断サービス」ではメンテナンス状況以外にも、修繕積立金の積立状況や管理組合さまの活動状況などを確認しますので、これらの状況に応じて保険料が割引になることがあります。ただし、メンテナンス状況が良好でない場合は、保険料が割引にならない可能性が高くなります。