マンション管理適正化診断サービスについて
診断を受けたら必ず保険に入らなくてはならないのですか?
いいえ。診断を受けたら必ず保険に入らなければならないということはありません。診断後、診断結果に基づいて保険料のお見積りをご案内しますので、保険料や補償内容などをご確認のうえ、ご加入いただくかどうかご判断ください。
マンションを診断してもらうことで、保険以外にどのようなメリットがありますか?
診断後、マンション管理士より今後のマンション管理に向けた改善点のアドバイスを記載した「診断レポート」を無料でご提供しますので、ぜひご活用ください。
「マンション管理適正化診断サービス」ではどのような診断をしてもらえますか?
「マンション管理適正化診断サービス」では給排水管のメンテナンス状況などの建物のハード面と、管理組合様の運営状況などの管理組合活動のソフト面から総合的に診断を実施します。いわば管理組合様への通信簿のようなものです。
(一社)日本マンション管理士会連合会以外にマンション診断をしてくれるところはありますか?
(一社)日本マンション管理士会連合会以外でもマンションのメンテナンス状況を調査する機関はありますが、マンションドクター火災保険の割引のための資料としては使用できません。
管理規約を作っていませんが、診断は受けられますか?
いいえ。管理規約がない場合は診断を受けることはできません。
診断を受けるには、資料を事前に郵送しなければいけないのですか?
郵送していただく必要はありません。事前にご準備いただいた資料は現地での閲覧を原則としております。
診断を依頼したら誰か来てくれますか?
はい。担当のマンション管理士がお伺いします。
マンション管理士とは何ですか?
マンション管理士は、マンションの住環境の維持・向上を目的として、マンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づいて創設された国家資格です。全国に資格者がおり、専門知識をもってマンション管理組合の運営や、大規模修繕等の建物構造上の技術的問題など、マンション管理に関するさまざまな問題の解決をサポートしています。
診断には誰か立ち会う必要はありますか?
はい。現地で書類を見せていただきながらヒアリングを行いますので、必ず管理組合の理事長の立会いをお願いしています。ただし、理事長のご都合が合わない場合などは、他の理事、監事等管理組合役員の方の立会いでも問題ありません。
当日の診断時間はどれくらいかかりますか?
状況によって異なりますが、3時間ほどかかります。
診断の際に事前に準備しておく資料等はありますか?
診断にあたっては以下の書類が必要となります。
1.管理規約※、使用細則等の細則集
2.長期修繕計画(標準様式4-1長期修繕計画総括表、4-2収支計画グラフ、4-3長期修繕計画表、5修繕積立金の額の設定含む。)及び長期修繕計画の総会の議事録(写)※
3.総会資料一式(過去1年分)※、総会議事録(過去3年分)、理事会議事録(過去1年分)
4.管理委託契約書
5.管理費・修繕積立金等の未収金一覧表※
6.工事報告書(大規模修繕工事報告書、給排水管工事報告書、保証書)
7.法定点検の報告書(特定建築物等定期調査報告書、建築設備定期検査報告書、防火設備定期検査報告書)
8.竣工図書一式(設計図書一式)
9.消防用設備等点検結果報告書、結果総括表
10.現在の共用部分保険内容が確認できる資料(保険証券等の写しでも可)
11.【過去に保険金請求がある場合】保険金請求書類一式(保険金請求書控、保険金支払通知書等)
12.診断内容確認書2枚(管理組合、マンション管理士の記名・押印が必要です。)
13.借入がある場合は返済計画書※
※管理適正化法規定「管理計画認定手続支援サービス」登録申請の場合は、※印の各写しのPDFデータと、その他に直近の決算時における管理費・修繕積立金等の未収金一覧表(除個人情報)と区分所有者・居住者名簿の年1回以上確認更新を行っているかの「表明証明書」提供を要します。
診断結果はいつ頃出ますか?
診断結果は、診断実施後1週間程度で出ます。診断結果は「診断レポート」に記載して、今後のマンション管理のアドバイスとともにお渡しします(手渡しまたはPDFデータで送付します。)。
知り合いのマンション管理士がいるので、その人に診断してもらうことは可能ですか?
その方に(一社)日本マンション管理士会連合会が定める資格があれば可能です。診断依頼フォームに特定の管理士様を希望する旨記載してください。