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日新火災海上保険株式会社

日新火災海上保険株式会社（社長　宮島　洋）では、2006年12月20日付の金監第2806号｢火災保険の適正な募集態勢等における点検について(要請)｣および同21日付の社団法人日本損害保険協会における理事会決議「火災保険等の引受適正化に係る『自主調査』の実施（保険商品全般に亘る自主調査）」に基づき、昨年1月から3月にかけて実施した一部の火災保険契約の点検につづき、同年4月以降、全保険種目にわたりご契約内容の適正性および保険契約の募集態勢について点検を行ってまいりましたが、その結果と対策につきまして以下の通りご報告申し上げます。

今回の点検の結果、ご契約内容に不備があり、過大な保険料を領収していた契約が多数あることを確認し、過大に領収しておりました保険料については、それぞれ該当するお客さまに返還をさせていただいております。

適正な保険料の算出は保険会社の極めて基本的な業務であるにもかかわらず、多くのお客さまにご迷惑をおかけしたことは誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。弊社では、本件を経営管理態勢等にかかる重大な問題として受け止め、関係者の厳正な処分を実施することといたします。

弊社は、お客さまの信頼を一日も早く回復することが重要な責務であると認識し、引き続き契約の点検と適正化を推進するとともに、今後このようなことが二度と発生しないよう、再発を防止するための各種対策に鋭意取り組んでおります。また、各取り組みについては経営陣が主導、推進するとともに、適切に業務が遂行されているか監視してまいります。

・ご契約内容の適正性にかかる点検結果と再発防止対応（258KB）